UFC - Ultimate Fighting Championship -

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ルール

ラウンド

UFCではいずれの試合も5分3ラウンド(延長なし)で行われるが、タイトルマッチ(暫定王座戦を含む)は5分5ラウンドで行われる。ラウンド間の インターバルは1分間であり、ラウンド終了時にはゴングではなくブザーが鳴る。なお、ノンタイトル戦は原則として行われず、王者の試合は必ずタイトルマッ チとなる。

勝敗・判定

試合は1名のレフェリーと3名のジャッジによって裁かれ、勝敗の裁定はノックアウト(KO)、テクニカルノックアウト(TKO)、サブミッション (タップアウト、口頭によるギブアップ、打撃等による戦意喪失)、テクニカルサブミッション(見込み一本)などによる。また、判定はラウンドごとに3人の ジャッジがそれぞれ一方に10ポイント、他方に9ポイント以下を付け、各ラウンドのポイントの合計で勝敗を決するラウンドマスト制を採用している。そのた め、PRIDEのようなマストシステムではなく、ジャッジの合計ポイント次第ではドロー裁定もありうる。

なお、判定の呼称にはユナニマス(3-0)、スプリット(2-1)、マジョリティ(2-0)、ドロー(1-1, 1-0, 0-0)がある。

試合場

UFCの試合はオクタゴンと呼ばれるケージ(金網)で囲われた8角形の舞台で行われる。ケージの直径は9mで、フェンスの高さは6フィート(約1.83m)である。このオクタゴンは映画監督のジョン・ミリアスが考案したものである。ミリアスは初期UFCのプロデューサーであるホリオン・グレイシーの友人であった。

その他

選手はスパッツ(トランクス)と、規定に基づく4 - 6オンスのオープンフィンガーグローブ以外いかなるものも身に着けてはならない。日本のPRIDEで許されている道着やシューズ、ロングタイツの着用は禁止されている。

階級・王座

階級 重量区分 現王者
ヘビー級 205lbs - 265lbs: 93.0kg - 120.2kg ジュニオール・ドス・サントス[ブラジル]
ライトヘビー級 185lbs - 205lbs: 83.9kg - 93.0kg ジョン・ジョーンズ[アメリカ]
ミドル級 170lbs - 185lbs: 77.1kg-83.9kg アンデウソン・シウバ[ブラジル]
ウェルター級 155lbs - 170lbs: 70.3kg - 77.1kg ジョルジュ・サンピエール[カナダ]
ライト級 145lbs - 155lbs: 65.8kg - 70.3kg フランク・エドガー[アメリカ]
フェザー級 135lbs - 145lbs: 61.2kg - 65.8kg ジョゼ・アルド[ブラジル]
バンタム級 125lbs - 135lbs: 56.7kg - 61.2kg ドミニク・クルーズ[アメリカ]
フライ級 115lbs - 125lbs: 52.2kg - 56.7kg 空位

UFCはネバダ州アスレチック・コミッションの定める階級制に則り、ヘビー級、ライトヘビー級、ミドル級、ウェルター級、ライト級の5階級体制で行われている。そのため、通常はこれらの階級に沿った試合が組まれるが、稀にキャッチウェイトバウト(契約体重試合)として、上記以外の契約体重を設定して試合を行うこともある。

公式には上記の階級以外にもスーパーヘビー級(265lbs-)、フライ級(-125lbs)の2つの階級が設置されているが、階級が存在するのみで試合は行われておらず、唯一スーパーヘビー級のみ、UFC 28においてジョシュ・バーネット対ガン・マッギーの1試合が行われたにとどまる。

2012年3月より4人参加のフライ級トーナメントを開催。

反則

  1. 頭突き
  2. 金的攻撃
  3. あらゆる種類の目潰し
  4. 噛み付き
  5. 髪を引っ張る行為
  6. 体腔を指で引っ掛ける行為
  7. 体の開口部へのあらゆる攻撃
  8. 体の開口部へ指を入れること、また相手の傷口に指を入れること
  9. 小さな関節への攻撃
  10. 後頭部への攻撃
  11. 下方向へ振り下ろす形の肘打ち
  12. あらゆる種類の喉への攻撃(気管を掴むことを含むが、これに限定されない)
  13. 相手を引っ掻いたり、つねったり、肉を掴む行為
  14. 鎖骨を掴む行為
  15. グラウンド状態の相手の頭部への蹴り(サッカーボールキック、蹴り上げ[18])
  16. グラウンド状態の相手の頭部への膝蹴り(いわゆる4点ポジションの膝蹴り)
  17. グラウンド状態の相手を踏みつける行為
  18. 腎臓を踵で蹴る行為(実質的には踵落しや、ボディへのバックスピンキック等)
  19. グラウンド状態で相手の頭部・頚部をキャンバスに押し付ける行為
  20. 相手をオクタゴンの外に投げ出す行為
  21. 相手のグローブ・スパッツ等を掴む行為
  22. 相手に唾を吐く行為
  23. 相手を負傷させるような非スポーツマン行為に関与すること
  24. ロープまたはフェンスを掴む行為
  25. オクタゴン内で相手を口汚く罵る行為
  26. ブレイク中の相手への攻撃
  27. レフェリーに保護されている相手への攻撃
  28. ラウンド終了後、ブザーが鳴った後の相手への攻撃
  29. レフェリーの指示を意図的に無視する行為
  30. 故意に相手との接触を避ける行為、またはケガを装う行為
  31. セコンドによる干渉
  32. 競技中にタオルを投入すること

ルールの変遷

第1回トーナメントで採用されたルールは、ラウンド制なしの時間無制限、ブレイクなし、グローブおよび道着・シューズ等の着用は自由であり、反則は目潰しと噛み付き・金的攻撃のみであった。またレフェリーストップもなく、どちらかが降参するか戦闘不能になるまで闘うというものであった。

UFC 2(1994年3月11日)
時間制限が撤廃され、試合時間が無制限となった。金的攻撃も有効とされた。
UFC 3(1994年9月9日)
シューズを履いたままでの蹴りが禁止となり、また完全なKO決着がなくとも、レフェリーの判断で試合を止めるレフェリーストップが導入された。
UFC 14(1997年7月27日)
公式オープンフィンガーグローブ(4-6オンス)の着用が義務付けられる。
UFC 15(1997年10月17日)
頭突き、金的、頚部および後頭部への打撃、ダウンした相手への蹴り、指などの小さな関節を取ること、髪を引っ張ることが禁止となった。
UFC 21(1999年7月16日)
1ラウンドの制限時間が5分間に改められ、ノンタイトル戦は5分3ラウンド、タイトル戦は5分5ラウンド制となった。また、ボクシングに倣い、判定においてポイントマスト制が導入された。
UFC 28(2000年11月17日)
ダウンした相手の頭部への蹴りおよび膝蹴りの禁止(頭部以外は可)、脊椎と首への肘打ちの禁止が導入され、シューズや道着などの着用が不可とな り、また出場のための医学的な必要条件が厳格化され、出場選手への健康状態の厳しいチェックも行われるようになった。また、新階級であるバンタム級 (155ポンド未満、後のライト級)とスーパーヘビー級(265ポンド以上、後に停止)が設置された。
UFC 31(2001年5月4日)
階級区分が変更され、旧バンタム級は現在のライト級へ、旧ライト級は現在のウェルター級へ、旧ミドル級は現在のライトヘビー級へそれぞれ移行し、新たに現在のミドル級が設置された。

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